工事をできる限り安く抑える方法
意外と知られていないのですが、新しく家を建てたり、集合住宅などの土地活用をする際に
建築費を抑える方法があるので共有したいと思います。
皆様はメーカーや工務店で工事を依頼する際はどのようにされているでしょうか?
多くの人は、メーカーや工務店の営業に全てを委ね、
引き渡しまで任せっきりの状態だと思います。
今回ご紹介する方法は少し特殊で、身内や知り合いに協力者業者がいればというお話しです。
のちに説明しますが、いなければ作ればいいだけですのでご安心ください。
工事費の内訳
メーカーから工事費の見積もりをもらった時、しっかり目を通してみてください。
その金額はどこの懐に入るのか、お金の流通を紐解いていくと
わざわざそのメーカーで行う必要のない工事費も含まれていることに気づくと思います。
例えば、メーカーでアパートを作る時、
その土地の外構費や造成費、解体費など必ずしもメーカーで工事する必要のない工事費も含まれています。
メーカーでの建築となると、当然そこにも大きい利益が乗っていますから結構な金額になると思います。
ですので、契約前にそれぞれの工事がそのメーカーでマストな工事なのかしっかりヒアリングしましょう。
工事費はどれくらい変わる?
基本的にメーカー以外でできる工事は外構、造成、解体、太陽光、他オプション工事(できない場合もある)です。
外構、造成費はメーカーの3分の2ほどが目安ですが、近年解体費は上昇傾向にある為、メーカーですることをおすすめします。
解体費は落とし穴で、安く壊してくれる業者はいくらでもあるのですが、不法投棄をする業者も多くいます。
もしそうなると、その業者と契約した本人も罪に問われる可能性があるので注意が必要です。
太陽光に関してはリースもあるので、メリットが大きいように感じますが太陽光に関しても売電価格の下落もあり、メリットは薄くなってきています。
オプション工事(設備など)はそれを取り付けることにより建物の価値が落ちるような場合、メーカーから禁止されることもありますが、
基本的には自分でできるものであれば自分でやってもいいです笑
これだけでも大きく建築費は変わってきますので、参考にしてみてください。
工事は誰に頼めばいいの?
どこが安いかはピンキリなのではっきりと申し上げれませんが、
こじんまりとされている個人の工務店さんなどは安い傾向にあります。
工事の内容も幅広くされているところもあるので、一括してお願いできるのであれば
そうすると楽ですし、割引もあるかもしれませんね。
周りに工事を頼めそうな人がいない場合
一番手取り早い方法は、銀行や不動産を尋ねるということです。
不動産であればほぼ間違いなく、知り合いの業者がいるので、お願いしてもらってください。
しかしここで注意がその場合、その不動産が紹介料としてマージンを抜いている可能性があります。
ですので、もし取引のある銀行があればその融資担当に紹介してもらうことをおすすめします。
紹介してもらえる可能性はその銀行員が仕事のできる人であれば高いと思います。
銀行をおすすめした理由は、銀行マンはマージンを抜けないからです。
銀行にとっては紹介することで業者に対して顔が立つだけで良いのです。
まとめ
他にも安くする方法としては、メーカーの営業に直接交渉があります。
必ず値引きできるぐらい余裕は持っているので一度アタックしてみましょう。
見積もりはしっかりみて、省けるところは省く。
少しでも融資額を減らし負担を下げましょう。