こんにちは。fullcyoryです。
皆さんは賃貸を選ぶ時にどんな物件にするべきか迷ったことはありませんか?
今回は、どのような物件に住むべきか解説したいと思います。
賃貸アパートの種類
賃貸アパートには様々な種類があります。
まず、大きなくくりとしまして
サブリース(一括借り上げ)のアパートかそうでないかです。
サブリースとは、その賃貸物件に何件空室があろうが管理会社から大家さんに定額の賃料が払われるという
非常に安定したアパート運営の方法です。
そのアパートがサブリースか一般管理か簡単に下見分ける方法があり、
それはアパートが大手メーカーによる建設かそうでないかです。
地元の工務店の建設の場合でも、サブリース専門の管理会社を入れて運営しているアパートも
中には存在しますが、基本的には大手メーカーのアパートがサブリースであるという認識で構いません。
では、なぜサブリースかそうでないかが重要であるかを説明いたします。
先ほど説明した通り、サブリースの場合大手メーカーの建設であることがほとんどです。
ということは管理している会社もその大手建設メーカーの子会社やグループ会社であるということです。
であれば何がいいかというと、やはり大手なだけに物件の管理が行き届いているのです。
綺麗な状態で入居でき、入居した後のフォローの体勢も整っています。
これは、地場の工務店のアパートがダメ、地元の不動産の管理がダメと言うことではなく、
大手の管理であれば一つの安心材料として持てるのではないかと言うことです。
築年数と家賃の相関性
家賃はアパートの経年劣化によって変動します。
新築と築30年のアパートが同じ賃料なわけがありません。
ですがまれに、築年数の割りに賃料が安すぎる場合があります。
その場合、確実に安い原因があるので、なぜ安いのかを疑う必要があります。
特に気をつけなければいけないのが、事故物件です。
事故物件は、入居案内をする際、説明をする義務がありますが、
一度入居させて、その入居者が何の不具合もなく退去した場合、
その次に入居する者には説明義務がありません。
他にも安くなる理由は様々ありますが、家賃が安すぎる物件は気をつけなければなりません。
管理会社で選ぶ
先ほど申しました通り、管理会社は重要です。
きっちりと管理していただける会社もあれば、杜撰な管理をする会社もあります。
後者であえば、入居後のトラブルがあった際も対応してもらえなかったり、もめる原因にもなります。
管理会社がまともであれば、そのようなトラブルも間に入り、一緒に解決してもらえて安心です。
管理会社が全てではありませんが、金銭トラブルや住民トラブルは深刻な事態を招きます。
そのような時に、頼る人がいなければ相当ストレスを抱えます。
自分を守る意味でも管理会社の評判はチェックしておきましょう。
建設業者で選ぶ
建設業者で選ぶと言うのは、先ほどの管理業社を選ぶのと類似します。
もちろん大手メーカーの建物であれば品質はいいのです。
しかし、ここも注意していただきたく、大手だからといって必ず高品質ではないと言うことです。
まず、建物の構造体をチェックすることです。
鉄骨や鉄筋、鉄筋コンクリートで造られたものであれば、ひとまず物自体は最低限OKでしょう。
問題なのは、木造のものです。
大手メーカーでも、木造を使っているメーカーがあります。
何が問題かというと、「音」の問題で、木造の集合住宅のトラブル、クレームで一番多いのが
圧倒的に「音」なのです。
と言うのは、薄すぎる。
隣の部屋から咳払いの音が聞こえる。上の階からトイレを流す音が聞こえるなど。
インターホンを押したら4軒先から出てくるとはよく言われたものです。
会社名は伏せますが、劣悪な造りの大手メーカーは存在します。
逆に地場の工務店でも、試行錯誤しながら安価で作っている会社もあるので
一概に大手メーカーが良くて工務店がダメと言うことは言えません。
ただ一つ言えるのは、大手メーカーの木造以外の造りであればひとまず問題はないでしょう。
まとめ
家賃が安いアパートは築年数が経っている大手メーカーのアパートか工務店が作ったアパートです。
工務店が使ったものであれば築浅でも安い物件はあるでしょう。
しかし、安いだけに品質はメーカーに比べ落ちます。
品質が落ちなくても、モニターインターホンがない、追い焚きがない、Wi-Fiがないなど
ただ単に商品としてのクオリティが低いと言う要因だけではないです。
何が足りないのか把握して、それでも満足できるのであれば問題ないでしょう。
事故物件には十分気をつけ、管理会社、建設会社はどこなのかチェックすることで、
いい物件と巡り合える可能性は増えます。
ぜひ参考にされてみてください。