皆様は賃貸物件をどのように選んでいるでしょうか。
意外と知られていない賃貸物件の探し方があります。
住居は生活する上で一番長くいる場所ですよね。
そしてタイミング的に人生に節目であることも多いです。
そんな大事な局面を大雑把な知識で迎えるのはもったいない!
今回は、今どんなところに引っ越そうか悩んでいる方のためにおすすめの選び方をご紹介します!
賃貸物件を選ぶ際の注意点
賃貸物件は多くのオンラインサービスで簡単に探すことができます。
でも、不安要素って結構ありますよね。
例えばクローゼットが思ったより小さい。窓の位置がわかりにくい。なんて。
一番は見に行くことですが、時間もないし、ちょっとめんどくさい笑
正直、こういう方も結構多いです。
現在では、一回も部屋を見ずに物件を決めることなんてザラにあるんですよ!
しかし、その場合は思ってたのと違うというリスクは必ずついて回ります。
そのリスクを最小限にするためにコツをご紹介します!
賃貸物件の構造体は何か
賃貸物件において一番のクレームの原因でもある「音」の問題。
これは絶えることがありません。
なぜ、こんなにも音の問題でもめるのでしょうか。
その問題は建物の構造体にあります。
構造には大きく分けて、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造があり、この順に強度が強いです。
鉄筋コンクリート造以上はマンションやテナントビルなどに使用されることが多く、それ以下であればアパートや戸建てに使用されることがほとんどです。
木造の場合、建築コストは安いものの音にかかる問題は拭えないのが現状。
鉄骨であれば、相当にマシにはなりますが、やはり多少の音は聞こえます。
鉄骨の中にはさらに軽量鉄骨と重量鉄骨があり、鉄骨造の中でも部材が変わります。
重量鉄骨は建築コストは高めの傾向にありますが、躯体がどっしりしており、耐震性や遮音性に優れています。
しかし、軽量鉄骨造が優れていないわけではありません。
大手メーカーは軽量鉄骨でも、工夫された工法により、遮音性を高めています。
そして、鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造ですが、このような構造体であれば、まず音の問題は心配いらないでしょう。
音の問題だけは回避したいという方は、構造体をチェックされることをおすすめします!
間取りは十分か
賃貸別件サイトに間取りが記載されていることがほとんどですが、これ意外と注意です。
中には巧妙に広く見えるように間取りを作成している会社があります。
意外と1畳の広さを理解されていない方が多いので、そこは把握しておきましょう!
1畳の広さは、
その名の通り、畳1枚の広さです!
平米に直すと、1.6529平方メートルになります。
2畳で人一人が寝れるような広さですかね!
ちなみに「1帖」と表示されていることが多いですが「1畳」と変わりありません!
クローゼットの広さなんかも実際と違うことが多いので注意が必要です!
最低限の設備はあるか
自分が何を求めるかによって変わってきますが、設備については確認しておいた方がいいです!
例えばですが、オートロックと書いてあっても玄関がオートロックなだけであって、裏から回れば普通に入れるってこともあります!
女性の方とかこんなの怖いですよね!
また、オートロックを解除する鍵はカードタイプなのか、暗証番号なのか、シリンダーなのかもついでに確認しておくといいでしょう!
鍵を持ち歩くと無くすリスクや複製のリスクもありますので、カードや暗証番号が便利ですね!
他にもこんなことにも注意!
エレベーターはあるか!
意外と見落としがちです!
見にいけば見落とすことはないかもしれませんが、マンションなんて当たり前にエレベーターがあるだろうという先入観から気づかないことが多くあります!
こんな賃貸物件がおすすめ!
コツはわかったけど、実際に選ぶとなると結局どれがいいかわからなくなる。
そんな方に、こんな物件は間違いないという賃貸物件の選び方を教えます!
大手メーカーの物件
そんなの分かってるって思うかもしれませんが、これが答えです笑
大手メーカーであれば間違いありません!
クレームの際などのアフターサービスもしっかりしていますし、そもそも構造体や建物本来も丈夫です!
設備も最新ですので、実際に内見い行けば一目惚れ!ってことも珍しくありません!
ただ、注意!
大手メーカーにもずさんな作りをしている会社はあります。
あえて名前は出しませんが、「噂通り」といえばわかるでしょうか笑
おすすめするのは鉄骨以上の賃貸物件です!笑
あと、大手メーカーは基本的に家賃が高いです。
理由は様々あるのですが、簡単にいえば、建築費が高いため、建てたオーナーが利益を確保するためですね!
しかし、品質に関してはピカイチですよ!
マンションで選ぶ
マンションをおすすめする最大の理由は、家賃が安いのにいい物件が多いということです。
え?家賃やすい?嘘じゃない?って思う方はいったん都心部の新築のマンションを検索するのをやめましょう。
そんなの高いに決まってます笑
おすすめしたいのは都心部から少し離れた(電車で3〜5駅離れた)エリアの築15年以〜20年のマンションです。
みなさんはおそらくできるだけ新しいところに住みたいと思っていると思います。
お金があればそれでもいいと思います。
しかし、意外とこれぐらいの築年数のマンションが穴場なのです。
なぜかというと、まずマンションは地元の工務店などが造っていることが多く、その時点で家賃はやすい傾向にあります。
それに対し、マンションの構造体は鉄筋コンクリート以上なので、遮音性や耐震性には比較的強いのが特徴です。
築15年などにこだわる必要はありませんが、この辺りから家賃が下がっていく傾向があるため、安く入居できる可能性が高くなります。
それにそれくらいの築年数であれば、設備もある程度揃っており、満足できることも多いです。
仮に30年経っていたとしても、オーナー側の入居率向上の施策として設備を入れるケースもあるので、そのような物件も狙い目ですね!
管理会社で選ぶ!
必ずしも、大手メーカーやマンションである必要はありません!
他にもおすすめの選び方はあります。
それは管理会社で選ぶことです!
管理会社の管理能力が低ければアフターサービスも皆無です。
にも関わらず賃料だけはしっかりと回収してきます。
そんなの嫌ですよね。
ですので、CMをしている管理会社など聞いたことある管理会社であれば、問題ないかと重います!
地元で強い管理会社でもいいですね!
こんな賃貸物件には注意!
逆に選ぶ際には気をつけなければならない賃貸物件も紹介しておきます!
引越しを検討の際に役立つかもしれません!
ロフト付き物件
ロフト付き物件の注意点は、
・夏場は暑い
・埃が溜まりやすい
の2点です。
冷気は下の方へ行くので上の方は蒸し暑くなりがちです。
窓があればいいですが、エアコン自体もロフト部分より下にあることが多いため、夏場は苦しみます。
また、埃が溜まってもロフトを掃除すること自体大変です。
しっかりとした階段の場合は容易ですが、はしごだと掃除機を持って上がるので一苦労です。
リノベーション物件
水回りの調整のため、配管をいじっていることがあります。
その場合、本来の設計とは違う構造になるため、下水などのにおいなどが室内に入ってくるケースもあり、困ることがあります。
もちろん全てがそうであるわけではありませんので、リノベーションを選ぶ際には実際に見に行くことをおすすめします。
告知事項あり
告知事項がある物件はいわゆる事故物件であることが多いです。
不動産屋には、物件を仲介する際、事故物件であればそれを告知することが義務付けられています。
その他の要因でも、入居者にとってマイナスの要素の告知であることが多炒め、「告知事項あり」の物件には十分注意しましょう。
まとめ 引っ越しは十分準備をしてから
・構造体に注意
・間取りに注意
・設備に注意
・大手メーカーはなんだかんだ安心
・郊外のマンションは意外な穴場
・管理体制の整った会社を選ぶのもポイント
・ロフト付き物件に騙されるな
・リノベーション物件は内見に行け
・告知事項ありには要注意
この記事にも違った目線から解説してますが、引っ越しする際は今回の気にの内容に気をつけていれば一安心です!
いい住居が見つかりますよう祈っております!