みなさんはサブスクリプションを使用したことはありますでしょうか?
現代では多くのサブスクリプションサービスがありますね。
代表的なものでいくと「Netflix」や「Apple Music」が利用者数も多いでしょう。
月額で利用し放題ということもあり、お得感満載で何より便利なサブスクリプションですが、
ついにサブスクリプションも「住居」の領域まできました。
では、住居のサブスクリプションとは一体どのようなものなのでしょうか?
マンションのサブスクリプション
現在、住居のサブスクリプションの中では「マンションのサブスクリプション」が目立っています。
では、マンションのサブスクリプションとはどのようなものなのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
マンションのサブスクリプションサービス
マンションのサブスクリプションには大まかに以下のようなサービスが提供されます。
・賃貸契約とは違い、契約期間の定めがなく初期費用も不要で入居できる。
・水道光熱費は月額料金に含まれているため、毎月決まった金額が請求となり、それ以上、それ以下にならない。
・多くの物件で家具が備え付けられている。
・住まう日をネットで予約し、完結できる。
賃貸契約とは違い、契約期間の定めがなく初期費用も不要で入居できる。
賃貸契約であれば契約期間に定めがあり、それ以内での退居であれば違約金が発生する場合が多くあります。
しかしながら、マンションのサブスクリプションであればそのような心配は入りません。
住みたいときに住み、出たいときに出る。
これが最大の強みでもあります。
また、初期費用もかからないというのもかなり評価できるポイントです。
賃貸であれば、入居の際に仲介手数料やその他雑費を請求されることがほとんどですが、マンションのサブスクリプションの場合、初期費用は基本的にかかりません。
水道光熱費は月額料金に含まれているため、毎月決まった金額が請求となり、それ以上、それ以下にならない。
マンションのサブスクリプションであれば、水道や電気は月額の料金に含まれてることがほとんどで、毎月決まった料金が請求されます。
ですので、固定費にばらつきが無く、生活費などの計算をするのも容易です。
多くの物件で家具が備え付けられている。
家具も備え付けの物件が多く、新しい家具を買う必要がありません。
引越ししたいときも家具を運ばなくて良いので労力もかかりません。
住まう日をネットで予約し、完結できる。
マンションのサブスクリプションはネットで入居日を予約でき完結します。
不動産屋に行く必要もなく手続きも簡単なため、そのスピード感に驚くでしょう。
マンションのサブスクリプションを提供している会社
・ADDress(アドレス)
・Xross House(クロスハウス)
・HafH(ハフ)
・RESIDENCE TOKYO(レジデンストーキョー)
ADDress(アドレス)
ADDress(アドレス)は最低月額4.4万円(税込)~で住み放題が可能なプランを提供している企業です。もちろん、電気代・ガス代・水道代は全て込みで、敷金・礼金・補償金などの初期費用は一切かかりません。
生活・仕事に必要なものは完備しており、Wi-Fi・個室の寝具・キッチン・調理道具・家具・洗濯機が全ての家にあります。
また、同伴者も無料で滞在可能で、家族(二親等 以内)・固定のパートナー1名は追加費用なしで個室利用ができます。
ADDress(アドレス)の場合、最低利用月数は3ヶ月で最長1年までの滞在ができます。
Xross House(クロスハウス)
Xross House(クロスハウス)は東京と大阪をメインに住居を提供している企業です。
Xross House(クロスハウス)の場合、初期費用がシェアハウスの場合、30,000円かかり、家具付きアパートの場合、50,000円かかります。
毎月の料金はドミトリーの場合、29,800円でセミプライベートであれば、39,800円、個室であれば30,000円から住むことができます。
※いずれとも共益費が10,000円、システム利用料が1,000円かかります。
解約の際は事務手数料として15,000円かかり、ガスや電気は個別契約ですが、住民票を移すこともでき、都心部にしては比較的料金も安く、家具もついているため、コスパはいいと言えるでしょう。
HafH(ハフ)
HafH(ハフ)は、世界36の国と地域、515都市で利用が可能なため、日本だけでなく、海外旅行の際も利用できます。
また、約1分で会員登録も完了し、様々なプランが用意されているので、世界中の多くの方が利用しています。
料金形態としては、大きく4種類から選ぶことができ、1日〜1ヶ月までの滞在が可能です。
1日の場合、3,000円で1ヶ月の場合、82,000円(約2,700円/日)ですので普通の宿泊施設よりも安く滞在できます。
引越しの際、入退居のタイミングが合わない場合などにも利用するのはおすすめです。
もちろん、家具等もついています。
RESIDENCE TOKYO(レジデンストーキョー)
RESIDENCE TOKYO(レジデンストーキョー)は、東京23区で800世帯を管理しています。
最低1ヶ月からの入居が可能で最長は限りがなく、1年以上契約する方もいるそうです。
1年未満の滞在であれば、水道光熱費はかからず、ホテルや一般賃貸と比較しても非常に安く住めるのが特徴です。
基本的にビジネスマンが滞在することを想定しており、デスクやWi-Fi、家具も完備しています。
仲介手数料などの初期費用もかからず、入居までの時間もかなり短いため、ホテルをとる感覚で入居することができます。
料金の相場は23区の平均で約120,000円です。1日あたり約4,000円で家具、Wi-Fi付き、水道光熱費無料に住めると考えるとかなり安いのではないでしょうか。
マンションのサブスクリプション以外にもこんなサービスが!
マンションのサブスクリプション以外にもサブスクリプションは進化を続けています。
今ではこんなサブスクリプションもあるんです。
引越しが多い方は必見です。
家具は引越しのたびに間取りに合わせる必要もあり、一度購入すると引越しの際も面倒。
買う時も、引越しする時も費用が多くかかるので、このようなサービスも便利で人気が出てきています。
また、リースという形態ですので確定申告の際も経費として計上もできますから、そこも良いポイントですね。
家具を買わない時代ももうすぐ来るかも知れません。
まとめ サブスクリプションが全面的に浸透する時代が目前
サブスクリプションは世界中で人気なサービスですが、住居に関してまでそのサービスは及んでいます。
今回ご紹介してきた4つの企業が提供するマンションのサブスクリプションですが、旅行や長期の出張、本格的に住むなど目的によってそれぞれが特化しています。
マンションのサブスクリプション自体、まだまだ本格的ではなく発展途上ですので、入居期間や住民票を写せないものなどもありますが、今後マンションすらサブスクリプションするのが当たり前になる時代が目前です。
家具を買う必要もなく、初期費用もかからない、水道光熱費はタダ、Wi-Fiもついている。
このような物件が日本中に浸透すれば、誰しもが好きな時に好きな場所で生活ができるという非常に素晴らしい時代を生きれるかも知れません。