NFTは近頃はやっている代替不可トークンのことです。
これについてはざっくりと別の記事で書きました。
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不動産業者がNFT事業に参入!何が変わる?
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有名なYouTuberがNFTアートを3000万円以上の高額で購入したのは有名な話ですが、購入したことをたんたんと話されても中身がなかなか見えづらい。。。
ということで、なぜそのような高額で取引をしたのか、どのように購入したのかを解説していきます。
NFTアートは購入までが結構大変
NFTで売買するためにはメタマスクなどに一時入金しなければなりません。
メタマスクとは、イーサリアムブロックチェーンとのやり取りに使用されるソフトウェア暗号通貨ウォレットです。
これにより、ユーザーはブラウザー拡張機能またはモバイルアプリを介してイーサリアムウォレットにアクセスでき、分散型アプリケーションとの対話に使用できます。
引用元:ウィキペディア(https://en.wikipedia.org/wiki/MetaMask)
要するに、メタマスクは暗号資産専用のオンライン上のお財布みたいなものです。
このメタマスクですが、そもそも入金することが手間で、なんと入金できるかどうかは運しだいというワケの分からない話もあります。
というのも一応デビッドカードにも対応しているそうですが、カードにより相性があるそうで、同じデビッドカードでも入金できるものできないものがあるそうです。
そして、やっかいなのはできるものとできないものの基準が不透明であるということ。
一番最初の段階で挫折してしまいそうです。。。
NFTアートを購入するより手数料が高い!?
入金する際にも手数料が発生するのですが、その手数料はいくらかご存じですか?
わたしも驚いたのですが、コインチェックから入金したら手数料が4000円もかかるそうです。
操作性はそこまで難しくないようですが、時間がかなりかかり、10時間以上待ったというお話もあります。
ちなみにGMOだと手数料無料だとか。
まあそもそも、普通の仮想通貨の取引でもGMOのほうが手数料は安いので、いずれにしても口座開設はしておいて損はないですね。
そして、やっと入金できたなら、つぎに行うことはNFTアートなどを扱うサイトへGO。
代表的なのはOpenSea(オープンシー)です。
OpenSea(オープンシー)内で気に入ったものを購入するのですが、ガス代という手数料が発生します。
これがかなり高いのです。
ガス代が10000円近くいったという話もあり、場合によっては購入代金より高いということです。
5000円ほどで売っているNFTアートもあるため、そのようなものを買えば、メタマスクでの入金手数料とガス代合わせて15000円。。。。
ぼったくりにもほどがあると言いたくなりますね。。。
なぜそこまでしてNFTを持つのか
個人的には売名と投機目的だと考えます。
どう考えても手数料の方が高い投資なんて、普通に考えたら行いません。
それに購入できるまでのステップが多いし、面倒。。
それでも、行う理由はNFTを高額で購入したという話題性を生むため。
私とは違い、彼らはそれでお金儲けができるので、考え方が違うのは当然ですが。。。
あとは、後者の投機目的。
NFTが本格的に主流になってきた場合や投資として確立する前の先行投資というもの。
現段階では、先述のように購入するまでのステップの多さや複雑性からなかなか実現化は難しいのではという意見も多数あります。
また、そもそもNFTって何?というところがなかなか理解されがたいという面や理解しようとしない人も多いです。
つまり実現できたとしても、時間はかかるはずです。
しかし、考えてみたら仮想通貨もそうでしたね。
最初は受け入れ難かった仮想通貨も今では全国で多くの方が保有しています。
様々な面でデジタル化が進む今、NFTにも多少の期待は抱いてもいいのかもしれません。
NFTはアートだけではない
こちらも冒頭にある別の記事で紹介している通りですが、不動産などもNFT化して売買できるようになっています。
最近の話題としては、仮想通貨のEnjinが、LABSグループとのアライアンスを発表したこと。
これにより、Enjinのプラットフォームを通じて、不動産の所有権をNFTで発行し、クラウドファンディングを可能にするそうです。
これまで、法人や大口の投資家がメインだったコミュニティに、個人投資家が参入できるようになるという計画があります。
メリットとして十分ではありますが、仲介手数料を回避できるといったメリットもあり、投資家をにぎわせています。
まとめ
NFTバブルと言っても過言ではない今、それを所有するかしないかはあなた次第です。
ただなんとなくですが、アート単体で見た場合、売るべき人が売れば価値がつき、持つべき人が持てば価値がでる。という未来がなんとなく想像できてしまいました。
NFTがどんどん派生していき、世に浸透した時のことを考えて持ってみるのは経験としてもありなのかなとも思いますが、
今後使うことのないであろう余剰資金で楽しむようにしましょう。
買うとしたら、有名人が制作したアートなどであれば付加価値があっていいですね。